2013年1月8日火曜日

おとなりさんのできごと(5)

税理士会さんを書かないとバランスに欠ける?ってか、はは。

こんな事件がありました。
頃は、平成10年。

東京税理士会荻窪支部は、定期総会の議案書中に、支部会費が未納となっている原告の金額と名前を記載して会員に配布、さらに東京税理士会に提出をした。烈火のごとく怒ったかどうかはわからないが、その原告さん、違法な制裁処分にあたるとしてその無効確認とともに精神的損害をこうむったとしてその賠償を求めたという事案であります。
 (東京高判平成10年4月22日判例タイムス1004号)

1審では 一部却下、一部棄却。控訴審では、請求を拡張(中間確認の請求)して頑張ったんですが残念ながらまたもや敗訴となったようです。

税理士会などわれらが士会は、 役所でないのに 行政庁と見られるのですねえ、知りませんでしたわ。

判旨いわく、
第1審からの引用ですが、、、、
「被告の行った本件各行為は、平成四年から平成七年までの毎年六月に開催された被告の定期支部総会の開催に当たり、本件各議案書中、財産目録の未収入金欄に、支部会費未納者として原告の氏名及びその未納支部会費の金額を記載し、本件各議案書を、支部会員に配付し、東京税理士会に対して報告をし、被告事務所内において保管したというものであって、右は、事実上の行為にすぎず、それによって直接原告の権利義務を形成し又はその範囲を確定することが法律上認められているものとはいえないから、行政処分に該当しないというべきである。」

行政庁でないから行政処分には該当しないというのでなく、行政庁ではあるが、「直接原告の権利義務を形成し又はその範囲を確定することが法律上認められているものとはいえない」から行政処分に該当しない、というわけなんですね。
 
へえ、わが会は、行政庁。
 
 
 

0 件のコメント:

コメントを投稿