2013年9月28日土曜日

社会保険労務士との雑談は、その者の労働に裁量があったことを意味する??!!

タクシー会社の取締役であった者が、未払い残業を請求した事件があったようです。
 平成25年7月16日東京地裁。

請求棄却でした。

判決文にこんな箇所がありました。

「営業から戻った後も,他の従業員や社会保険労務士と雑談をして過ごすなど,勤務時
間について裁量を有する中で比較的余裕のある仕事ぶりであった」

被告側(会社)の主張に、です。



裁判官様はなんとしたか。「前提事実」に入れたや否や。

認定したとするならこの辺りに記載するだろうというその辺りには、こう記載されています。

原告は,上記2認定のとおり,被告の唯一の営業所において従業員を管理していたのであり,
タクシー運転手らの管理というタクシー会社の経営において重要な事項を担当していたという
べきである。原告は,頻繁にC(代表取締役のこと--sr-jinjin以下同)から指示を受けていたと供述するが,タクシー営業に関する知識がないCができる指示には限界があるのであって,Cの指示は,代表取締役が取締役である原告に対して指示していたということにすぎず,原告の取締役とし
ての役割が小さかったという評価には繋がらない・・・・


 判決を書くにあたって、「社会保険労務士との雑談」は、 なーんも関係なかったようです。

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